ワタナベオイスター日記 妊活相談専門薬剤師 木島裕子 

宝塚市の薬局トーユーファーマシーで働く薬剤師です。

漢方薬の敬震丹(けいしんたん)と自律神経失調

こんにちは~~♪
きょうは自律神経について書いてみます。

自律神経は、私たちの体内の心臓や胃などのいろんな臓器や、血管、あるいはホルモンを分泌する器官などに広がっています。この神経は、心臓を動かしたり、血圧をコントロールしたり、体温調節をしたりと、私たちの生命を維持するために休むことなく活躍してくれています。

ご存知かもしれませんが、自律神経には、「交感神経」「副交感神経」という二つの神経があり、一つの器官に対してこれらがうまくバランスをとり合って働いています。

そして、その自律神経の総司令官は脳の中の視床下部というところです。

さてここで、例えば「心臓」という臓器にスポットを当てて想像してみましょう。

あなたが朝ちょっと寝坊をして、乗らないといけない電車に乗り遅れそうだとします。

「も~~~、やだ~~~!これに乗らないと遅刻だわ~~~~!」

こんな時はみんな大急ぎで走って行きますよね。ホームに向かって階段もダダダーーーっと駆け降ります。

その時は足の筋肉を思いっきり使いますから、そこにたくさんの血を送るために、「交感神経」が働いて心拍数を上げていきます。だから心臓がバクバクしてくるんです。

何とかギリギリセーーーフ!!

無事に電車に乗れてやれやれです。もう走る必要がなくなったら、今度は「副交感神経」の方がぐぐ~っと働いて、その結果、心拍数も元通りに落ち着いてきますね。

このように、頼んだわけでもないのに、自律神経の絶妙な連携プレーで私たちの体は維持されているんです。

ところが、人間には「感情」というものがあります。
ストレスを感じたり、緊張したり、腹を立てたり、怖くなったり、悲しくなったり、というように人間にはいろんな感情が湧きます。

こういった感情が持続していくと、次はその影響が間接的に、自律神経の司令塔である脳の視床下部に伝わり、自律神経の働きを乱します。

いわゆる「自律神経失調状態」です。

すると、落ちついてゆっくりテレビを見ているだけなのに、突然ドキドキッと動悸がするとなど、リラックスしている時には起きるはずのない症状が現れてきたり…。

これは自分でいくら抑えようと思ってもコントロールできないですね。

こんな時はまず、気の巡りを良くしてくれる漢方薬の「敬震丹」を飲んでみるといいですよ。気持ちが落ち着けば、脳への過剰な刺激も減りますから、自律神経のバランスも整ってきやすいですね。

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