ワタナベオイスター日記 妊活相談専門薬剤師 木島裕子 

宝塚市の薬局トーユーファーマシーで働く薬剤師です。

ワタナベオイスターと亜鉛の働き

こんにちは~~♪

今回は、ワタナベオイスターの原料でもある牡蠣に、特に多く含まれているミネラルの「亜鉛」について書いてみようと思います。


亜鉛不足の代表的な症状として、味覚異常が起こることはわりと知られていますよね。
何を食べても、甘い辛いがはっきりせず薄ぼんやりと感じるようです。これでは食事も全然美味しくないし楽しくありませんね。

これは、亜鉛不足だと、味を感知する「味蕾細胞」というのが減ってしまうからなんです。こんな時は、亜鉛が豊富な食品を積極的に食べるようにするとか、ワタナベオイスターのような牡蠣のサプリメントを利用なさってみるといいですね。

また亜鉛は、お肌のコラーゲンや、髪の毛などが作られる過程でも関係していますから、特に女性の方は不足しないように気を付けた方がいいですよ。

では、亜鉛はどのポイントで関係しているのでしょう?

そもそも人間の全ての細胞は、タンパク質でできています。ですから、もちろん栄養として、タンパク質は摂らないといけません。タンパク質は、三大栄養素の一つですよね。お肉、お魚、卵、お豆腐類など、まあまあ毎日なにがしかのタンパク質は摂れている人が多いと思います。

ところが、タンパク質だけがあっても、新しい細胞はできないんですね、これが。
新しい細胞を作るためには、「タンパク合成酵素」というものが要ります。
そして、このタンパク合成酵素には、これまた「亜鉛」が必ず要るんです。
亜鉛のないタンパク合成酵素は、まあゆうたら、タコの入っていないタコ焼きみたいなもんで、完成品ではないのです。

ということで、亜鉛が少ないと、ちゃんと仕事ができる酵素の数が減ってしまいますから、先ほど例にあげた、コラーゲンの生成や髪の毛の生育も悪くなる可能性があります。

また、妊娠中にはお腹の赤ちゃんがどんどん成長していきますが、これこそ新しい細胞がどんどん増えていく時期ですから、妊婦さんは亜鉛不足にならないように気をつけたいですね。

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