ワタナベオイスター日記 妊活相談専門薬剤師 木島裕子 

宝塚市の薬局トーユーファーマシーで働く薬剤師です。

ワタナベオイスターと貧血予防

こんにちは~~♪

さて今回は貧血についてのお話を書いてみます。
貧血と聞くと、反射的に「鉄分不足」と思いますよね。そうです、皆さんがよくご存じの鉄欠乏性貧血です。

赤血球の内部にはヘモグロビンという、「鉄」を含むタンパク質がtたくさん含まれています。この「鉄」の部分に酸素がくっついて、全身に運ばれる仕組みです。
このように、ヘモグロビンの材料として、「鉄」が必要なため、体内に「鉄」が不足した状態だと、ちゃんとしたヘモグロビンが作られずに、全体の数が減ってしまいます。これが鉄欠乏性貧血ですね。

ところが意外にも、「亜鉛」が不足して起きる「亜鉛欠乏性貧血」というのがあるんですよ。赤血球には一番外側に「膜」があります。その膜は、タンパク質でできているんですが、「亜鉛」が不足していると、このタンパク質がきちんと作られずに、赤血球の膜がとっても脆いものになってしまうんですね。

赤血球はすごいスピードで、体中の血管の中を流れています。しかも毛細血管の直径は5~10μmなのに、赤血球の直径は、7~8μmです。つまり赤血球は、場所によっては、自分の体よりも狭いトンネル(血管)をくぐりぬけていくわけです。

このとき赤血球は、ちょっと自分の形をよっこらしょっと変形させながら、通過していくんですが、当然ながら、血管の内側の壁に擦れますよね。この際、丈夫な細胞膜を持つ赤血球なら、どうってことはないのですが、脆い細胞膜を持つ赤血球は、摩擦でクシャンと壊れてしまいます。

そんなことがたくさん起きれば、結果的にトータルの赤血球の数は減り、貧血状態となってしまうわけです。

簡単に壊れない、丈夫な膜を持つ赤血球を作るためには「亜鉛」が必要ですね。

ワタナベオイスターは牡蠣を原料にして作られていますから、これを飲めば、合成ではなく天然の「亜鉛」が摂取できます。もちろん、牡蠣には「鉄」も含まれていますよ。

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