新大阪駅の美味しいオムライス
こんにちは~~!
先日たまたま新大阪に用事があって行った時のことです。
約束の時間までにあまりゆとりがなく、急いでお昼ご飯を食べなくてはいけない状況でした。あまり知らない場所なので、どこかに適当なお店がないか、少々焦って探しておりました。
足早に新大阪の駅ビルの中へと入り、手っ取り早く、最初に見つけた喫茶店に入ることにしました。
店内に入ると、ちょっとレトロな感じの、別な言い方をすると、ちょっと昭和な感じの喫茶店でした。
常連のお客さんらしき、煙草をくわえながらスポーツ新聞を読んでるオジサンや、サラリーマンぽい若い男性、ご高齢のご夫婦らしき二人連れ、旅行者らしき女性、などなど何人かのお客さんが、それぞれにくつろいでランチタイムやコーヒータイムを楽しんでおられる様子です。
なんだか、ここのお客さんを題材にして小説でも書けそうな感じの、味のある雰囲気の喫茶店です。
私は急いでいたので、これまた手っ取り早く出てきそうなメニューにしようと思い、オムライスを頼んだのです。
そして、先に出されたサラダを食べ終わるころに、予想通りにオムライスがササッと運ばれてきました。
「おぉっ!」これぞ、昔ながらの、「ザ・オムライス!」って感じ。
美しいフォルムに、ケチャップが端の方に控えめに乗っています。決してオシャレなデミグラスソースなどではありません。赤いケチャップです。
そして卵は、今時のトロトロフワフワ半熟の分厚い卵ではなく、きめ細かい薄焼き卵のような感じで、ご飯をくるんと包んでいます。
ひとくち食べると、
これがなんとまあ、美味しいーーー!!
ほとんど期待していなかっただけに(ごめんなさ~い)、その感激度はかなりのもの。
中に入っている具材も玉ねぎとハムと少しのグリンピースくらいなんです。
でも、しっとりとしたケチャップライスの柔らかさに薄焼き卵が相まって、その優しい味わいが、なんとも懐かしい感じです。
「あ~、美味しかった!」と思いながらお店を出て、歩きながら気づいたんです。
そうだ!亡くなった母が、私が子供の頃に作ってくれてたオムライスに似てるんだ!って。
懐かしいわけだ。
また行ってみよっと!
ではまた~~~