ワタナベオイスター日記 妊活相談専門薬剤師 木島裕子 

宝塚市の薬局トーユーファーマシーで働く薬剤師です。

漢方薬の敬震丹(けいしんたん)とストレス

こんにちは~~♪

きょうは、当店で人気の漢方薬をご紹介したいと思います。

それは『敬震丹(けいしんたん)』という名前で、知る人ぞ知る漢方薬です。「へっ?何それ」と、まだまだご存知ない方も多いでしょう。

これは江戸時代からあったお薬ですが、それが現代に至るまで、時代を超えて、人々の役に立ち続け、受け継がれてきたわけです。凄いですよね!

『敬震丹』は、「牛黄(ごおう)」「麝香(じゃこう)」などを中心にした、14種類の生薬からできている気付け薬で、飲むと気分がとても落ち着きますし、動悸なども治まります。ストレスのある人にはピッタリです。

形は平べったくて真四角な、チョコレートみたいな茶色のお薬です。ただし、味は苦いですけどね。「良薬、口に苦し」でしょうか。

漢方の世界では、
・ストレスを感じた時
・嫌なことや、心配事、悲しいこと、辛いことなどがあった時
・緊張状態が続いてる時
・何かを我慢している時
などの心の状態を、「気が滞る」なんていう言い方で表現します。

本来、人は「気が滞っている」より、「気が巡っている」方が、気分が良いものです。

人って、たまに「ふ~っ」って溜息をついたりしますよね?それって、気が滞っている状態を、無意識に解消しようという生理現象じゃないかなって思うんですよね。

ストレス社会と言われている今の世の中、何か自分自身でストレスを解消できるようなものがあったり、日が経つうちに自然に気分転換できてしまえば問題はないのですが、自力ではどうしても解消できないこともありますね。

そんな時は、この『敬震丹』が気の巡りを良くしてくれ、大変お役に立ちますよ。

香りのする成分が数多く含まれていますので、中には、その匂いを嗅ぐだけでも気分が落ち着くという人もいます。

現代社会は人間関係でのストレスを抱えている人が多く、それが原因で、心身にいろんな不調が現れている場合もよくあります。

そんな方々に、日本の伝統薬『敬震丹』のことをお伝えしていければいいなと思っています。

◆ 敬震丹のことを詳しくお知りになりたい方は、ぜひこちらクリックしてくださいませ。敬震丹(けいしんたん) 宝塚の漢方薬局 | トーユーファーマシー